ライン

アイコンレカロシートの取り付け
中古で入手した、SRIIIルマンカラーです。
シートレールも中古を入手しました。
ベースフレームはプレリュードBB1,4、BB8,9と書かれていますが、私のBA8でも大丈夫でした。
まずはシートレールをシートの裏に取り付けます。

VALさんのサイトで予習したところ、径6mm、長さ約25mmのボルトが6本必要ということが分かり、近くのホームセンターで買ってきました。

スライドレールとベースフレームとを分離しなくても、前後どちらかに一杯までスライドさせれば取り付けられます。
高さは3段調節できます。一番低くなるようにしました。
プレリュードの場合、スライドレールの後方部分がベースフレームや床に干渉してしまうため、一番低い設定はできないのですが、左の写真のように前の持ち主がカットしてくれていましたので、一番低くできました。
純正シートを外します。

後のカバーは、ドライバなどで前側を浮かせてから、後にスライドさせます。
右側も同様です。

ちなみに、これらのカバーはレカロのシートレールには必要ありません。純正シートと一緒にしまっておくことになります。
こんな具合に、後が引っかかって、前の方は穴にささってとまっています。

無理に後の方を持ち上げるようにはがすと壊れますので、気をつけましょう。
後のナットは12mmのレンチで外します。
前は14mmのレンチで外します。

どちらも結構固く締めてあり、また緩み止めが施されているようでしたが、T字レンチで緩めることができました。
きれいさっぱりシートが外れました。

シートベルトの警告を出すためのコネクタが付いていますので、さきに外しておかなくてはなりません。
私の場合、警告音が嫌で、以前から外したままになっていました。

普段掃除が行き届かない場所ですので、50円玉1枚と1円玉3枚が出てきました。
そのほか、細かいゴミなども。
シートベルトを停める場所を移設します。
ねじを二つ外してカバーをとります。

17mmのボルトを外します。
命をまもる部品なので、頑丈にとめてあります。
シートの裏に、シートベルトが締まっているか感知するセンサーのコネクタがとめてあります。
ドライバーでこじって外しました。

つけるときはスライドさせて赤い部品に付けるようになっていますが、外す方にはスライドできないようになっているので、むりに外すしかないようです。
純正シートには、ボルトがはいるねじ穴がありますが、レカロのシートレールにはただのあなしかありません。

取り付けるには、ナットを別に準備しなくてはなりません。
こんな具合に取り付けました。
純正シートと並べて写真を撮ってみました。
いよいよ取り付けです。

前の左側のボルトを締めるとき、スライドレールの高さをちょうせつする部分がじゃましますので、いったんスライドレールを外して、持ち上げながらボルトを締めました。
前の右側は、じゃまするものがないので、締めやすかったです。
後の左側のボルトは、T字レンチだとセンターコンソールがじゃまで作業しにくいので、メガネレンチの方がいいです。
後の右側は、スライド部分がじゃましてボルトが締めにくいので、いったんスライドレールを外しました。
ちょっと持ち上げるようにして、T字レンチで締めます。
無事にボルトが締まりました。
取り付け完了。
シートベルトがここに引っかかるので、締めるときいちいち後へ手を回さなくてもよくなりました。
シートベルトのとめるところは、ベースフレームについているため、シートと一緒にスライドしてくれません。わたしの足の長さでは結構後へ行ってしまうので、ちょっと付けにくくなってしまいました。
 
やっぱりシートベルトが締めにくいので、こんな金具を買ってきて、
こんな風に付けて、
こんな風に付けたら、
この位置になりました。

だいぶ付け外しがしやすくなりました。
純正シートの形は、個性的で好きだったんですが、シフトチェンジやサイドブレーキの操作で、左腕のひじの上あたりがシートの出っ張りに当たるのが気になっていました。今回取り付けたレカロのシートではちょうどその辺りがくびれているので、腕に当たりません。両腕が自由になった感じで、ハンドル操作もしやすくなりました。